近藤さんが、幹部全員を呼び、なにやら話し合いをしていた。



















その話し合いはいつもより長いものだった。













私は土方の隣に座っている。















「総司がいなくなったってことは一番組を束ねる奴がいなくなったということだ。そこで、凛。」












いきなり指名された私は変な声で返事をしてしまった。















『ふぁい!!』















土方は変な声をあげた私を冷めた瞳で見ながら言う。












「お前が、一番組組長になってくれるか?」


















いきなりの言葉に私だけではなく、幹部たちもビックリしていた。










新「おいおい。こいつが一番隊やるってのかよ。女だぞ?」











平「そ、そうだよ。一番組には総司の次に強い人だっているんだろ?俺はそいつに任せた方が良いと思う。」












原「平助や新八の言う通りだぜ。女が戦場に立って隊の指揮をするなんざ、無茶な話だ!敵は必ず、隊長を先に倒しに来るはず…そんなこと、あんただって分かってることだろ!?土方さん!!」