私は土方に何度も何度も謝った。
『ごめんなさい。私のせいで。』
土方は何も言わず私の背中をさすってくれていた。
私は泣きながら土方に言う。
『沖田が最期に言ってた…土方さんが無茶しないように見ててって…沖田…あぁ見えて、土方のことを心配してたんだ…』
「あのやろー。最期の最期まで俺を馬鹿にしやがって…」
土方の声が震えている。
私は土方の顔を見ようとしたが突然土方が私の体を抱き寄せた。
「今の俺の顔は見せらんねー。」
私の頭に土方の涙らしきものが落ちた。
いつもなら拒否するところだけど、今はそんな気分じゃなかった…
神様はなんて残酷なんだろう?
沖田にはきっと夢があったはずなのに…
神様は何でこんな運命にしてしまったの…?
私はいつまでも悔やみ続けたが、天国にいる沖田を悲しませるわけにはいかないと思い、幹部の皆や隊の皆と一緒に前に進むことにした…