今は春。 だけど、今日は比較的暖かい。 私はバックにたまたま入っていた、体温計をとりだし、沖田に言った。 『これを脇に挟んで。』 「これ…何?」 『これで、熱を測るの。私のいた時代ではこうやってね。ほら、早く。』 沖田は体温計を受けとると、脇に挟んだ。