私は掛け布団を体に巻いて、土方の部屋に向かった。 襖を開こうとしたとたん。 ドンッ…! 誰かにぶつかり、私は尻餅をついた。 ズキンッ… 『ッ…』 いつの間にかつけられていた傷が痛んだ。 ぶつかってきた相手は、沖田だった。