新撰組と千本桜の下で生きてきた最強少女










私は気になっていたことを近藤さんに聞いた。










『あの、近藤さん。何でひじ…じゃなくて、副長のことを歳って言うんですか?』










近藤さんは持っていた茶碗を御膳に置くとにこやかに言った。




「それはだな、歳と私は同い年だからだ。」









同い年ー!





明らかに土方の方が若い!!





そう思ったが口には出さないようにした。









平助が爆笑しながら言う。







「絶対土方さんの方が若いだろとか思ったんだろ!ハハハハハハハ!!」





私はすかさず平助の顔面に空になった茶碗を投げつけた。









ガン!!











「いってー!」









『黙ってろよちび助。次変なこと言ったら顔面の原型がなくなるぐらいひどいことしてやる。』








隣で食事をしていた沖田は思った。









「笑顔が怖いな。」