新撰組と千本桜の下で生きてきた最強少女










私は土方の手を雑巾絞りの技で捻りながら言う。






『は?勘違いしないでくれるかな。私はあんたより外にいる浪士の方が強いと思ってるから。』









ギリギリギリ…









私は土方の腕をきつくねじる。







「いてー!てめ、離しやがれ!」








近藤さんは笑いながら私に言った。






「幹部がみんな揃ってることだし、自己紹介をしようではないか。所属の隊名と自分の名前、好きな食べ物嫌いな食べ物。それぞれ言っていくように。




じゃあ、まずは私からだな。新撰組局長の近藤勇だ。好きな食べ物は魚で、嫌いな食べ物はとくにない。今後ともよろしく頼むぞ。」






私の名前は皆の自己紹介が終わってからでいいかな。





とにかく私は軽く会釈した。