仕事が終わり私は沖田と土方の部屋に向かっていた。 「ねぇ。まだあの事怒ってるの?」 私はわざと頬を膨らませて言う。 『当たり前じゃん。大勢の前であんなこと言われたんだもん、怒らない方がどうかしてる。』 沖田は私のふくれた頬を人差し指で潰した。 「ごめんね。」 行きなりの言葉に私はビックリした。 沖田に謝られるなんて。 『ほ、本当に反省してるんなら許してあげてもいいよ。』