これは、あの三人が私への最期のプレゼントをくれたように思った。 新撰組の皆は片付けをしている。 私は、沖田を桜の下に呼び出した。 「どうしたの?凛。」 『あのね…沖田…ううん…総司。私、あなたのことが好きなの。結婚、してくれる?』 沖田はビックリした顔で私の顔を見る。 そして私を抱き締めて、耳元で囁いた。 「僕も好きだよ。この先、よろしくね。」 『こちらこそよろしくね。』