新撰組と千本桜の下で生きてきた最強少女










天気が怪しくなってきた。



















私の隊の人が報告をしに来た。












「組長!!なぜか知りませんが、天気が悪くなるのと同時に桜が咲き始めました!」













『報告ありがとう。』











隊士にそういうと、私は土方の元に走った。












沖田は私のあとをついてくる。











土方のいる中心基地までもう少しってところで、奴等に囲まれた。











「援軍を呼ぼうったってそうはさせないからな。」













どうしよう…











私と沖田で抜け出すか…











それは絶対無理。












相手が主なんだから。












私は腰にある刀を抜いた。












青蓮華が笑う。







「ハハハハッ。俺らと戦おうってか?無理無理やめとけよ。いくら主同士だって男と女の力量差はもう目に見えてんだろ?」


















『そんなことない!私はあんたたちに何を言われようと新撰組の皆と力を合わせて戦うだけ!!』














「力を合わせて…か。そんな言葉を吐くのは非力な人間だけだぜ?」