新撰組と千本桜の下で生きてきた最強少女











斎藤は私の肩に手を置いて言った。













「副長を怒らせるな。後が大変になる。今のうちに謝れ。」











私は斎藤の言うことなんて聞かずに土方をまたもや挑発する。













『ほら、どうしたんです?道場に行かないんですか?あ、もしかして女に負けるのが怖い…何てことは無いですよね〜。鬼の副長ともあろう方がそんなことで怯えてどうするんですか?』
















私は自信ありげに土方に言う。













何故なら私は沖田の三段付き、しかも両ききなので、例え相手が右であろうと左であろうと相手のやりにくい方に合わせる。














それが私の戦法だ。
















土方がついに叫んだ。













「上等だコラ!!道場までついてこいよ。」