だから正直に言う。
『責めてないって言ったら嘘になりますけど…
斎藤さんは仲間が二人も死んで悲しくはないんですか?』
「仲間が死ぬのは、胸を抉られる位辛いさ。前にも言ったが、戦場で死んだやつらは俺の中では英雄だ。いつまでも悔やんでたって死んだやつらは戻ってこない。例え、姿形が無くなっても、己の心の中に留めて置くことで、自然と強くなるものだ。同時に悲しみもなくなる。」
私は思った。
この人は強い。
精神面でも、戦闘面でも…
絶対に折れない心の柱…
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