あたしは必死に そう思い続けた。 彩乃が悪くないのは知ってる ただ、やっぱりズルい ズルいよ なにがズルいかなんて わからない でも でも ムカついて止まらない 彩乃には何もないって わかってる でも祥太のあの言葉を 聞いてから あたしは彩乃のことを 見たくない。 話したくない。 でも そんなわけにはいかない あたしは必死に 彩乃の言葉に返事をした 「ううん、なんでもないの 帰ろうか!またせてごめん」 ガラガラッ! 「あれ? 美希と彩乃じゃん」