「あ、起きた」



「うあー。たくさん寝たような気がする」




「美羽ちゃん。お久しぶりです」




「ひっさしぶりー」



「ほんとお前うるさい。もうちょっと静かにして」



「すみませーん。これ以上声を小さくするのは無理でーす。あなたが私から離れれば一件落着でーす」




「早く紹介済ましてこいつ眠らそう。そしたら高町に戻るんだから」




「じゃあ紹介始めましょー。美羽はね、かっこいい。そこら辺の男子よりかは全然かっこいい」






「そうですね。私とあずが変な男子に囲まれてて困ってたときに助けてくれましたよね。その時の美羽ちゃんは格好良かったです」




「大切な友達が困ってるのを助けるのは当たり前だからね」




「こういうのをさらっと言えるのがカッコイい」






「女子はよくわかんねぇな」



「そんなことより早くこいつを眠らそうぜ。こいつはかっこいい、かっこ悪いの前にうるせーんだよ。俺的にはその時点でかっこよくねーんだよ」




「んじゃ紹介も終わったし美羽は自由にしてていいよ」




「自由にしてていいの?あ、でも疲れたから寝るよ」




「早く寝ろや」





「zzz」




「はやっ」