「あ、いたいた。2人とも!」 「理事長……。案内終わったぞ」 「よかった。今からクラス分けのためのテストと魔法戦を受けてもらいたいんだけどいいかな?遥香さん」 「はい」 「じゃあ佳祐君ありがとう。もう部屋に戻って休んで。疲れただろう」 理事長には嘘をつく前から言われる。 考えてることとか思ってることとか見抜けられる。 「じゃあお言葉に甘えて」 疲れてなんかないって言ってもきっと無駄だ。