未来があると信じて

 

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佳祐side



「これで一通り案内は終わったか」


だるい案内を終えてすっきりしていた。



「野口さんは田村生徒会長の事、どう思ってますか?」


「いきなり何聞いてんの?」


「気になりましたから」



「別にただ憧れてるだけだけど。勘とか鋭いし、魔法戦もかなり強い」



「それ以上の感情が私には見えたような気がしますが」



「どうゆう意味だよ……」