未来があると信じて

 

「すみません先生。私語が入りました。授業を続けてください」


私は強引に会話をきった。



「は、はい」




「幼なじみなんですか?あの人」



「そうです。一緒にここに転入してきました。私の話よりも何か質問とかないんですか?魔法なんて今まで知らなかったのでしょう?」




「なんか、そんなに戸惑ってない」




「これから寮に案内する。教科書とかもうあるだろうから少し魔法について教えます」



「うん。分かった」