「生徒会長も大変だなー。転入生の学校案内だなんて」 「結…………」 「久しぶりだな。まだ覚えててくれたのかよ。忘れてくれてもよかったのに。こんな落ちこぼれで役に立たない俺の事なんて」 「忘れるわけないよ。大切な幼なじみの事.......」 結は私にとってすごく大事な存在だし。 「もう俺の話し相手なんか出来ないぐらい忙しいくせに」 「ごめん」 「いいんだよ。俺とお前では生まれたときからこうなることが分かってたんだから」