未来があると信じて

 

「じゃあFクラスに案内します。着いてきてください」




「はい」




「あ、あとさっきあなたSSクラスに入るって言ってたけどそれはきっと無理ですよ」




「なんでっ!?どうして」



「あなたが簡単に入れるほどSSクラスは甘くないんです」



「じゃあ、あなたはどうやってSSクラスに入れたんですか?」


「それは答えられません」



「どうしてですか?」





「人には誰しも触れられては嫌な部分があります」



「そう......ですか」