未来があると信じて

 


「なにその上から目線!!あんたもどうせあのSSクラスって人達と同じようなもんなんでしょ!?」




嫌な予感的中した。

的中しすぎだ。


なんでよりによってZクラスの人にケンカ売ってんのかなー。




「お前の態度なんなんだよ。殺すぞ」


危ない。本当に殺されそうだな。止めなきゃ。



「拓哉!!その子転入生!」



「はぁ?知らねぇよ。そんなの」




「落ち着きなって。怯えてるじゃんか」



「そっちが先にケンカ売ってきたからだ」


「確かにそうなんだろうけど。今回は許してあげて。転入生だし」



「今度、こいつをここに来させたら殺すからな」




「その時は好きにしていいよ」



「あぁ。じゃあな」


そう言って拓哉は教室に戻ってくれた。