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佳祐side
「少し言いすぎたかな」
「でも間違ってはない」
「何も知らない者は不幸しかもってこない。そう……だろ?あれにはそう書いてあった」
でもあの本には全てが書いてある訳じゃないか………。
「うん……………………そう。それはそうといつまで隠れているつもりですか?」
「気づかれてましたか。さすが中等部生徒会長、田村あずささん」
柱の後ろに隠れていたのは俺たちと同い年くらいの女。
いるの気づかなかった。さすが田村だ…………。
「あ!君はもしかして………」
「この子誰?理事長」
「申し遅れました。星学中等部に転入してきました。佐野遥香です」
「理事長。どうゆう事ですか?」
「いや、謝るからそんなに睨まないでほしいんだけど。ほんとすみません」
「とにかく、私は神崎さん捜してきますから、話は後でじっくり聞きますから」