恋愛ものは結構好きな私。
完全に映画の世界に入っていた。
映画に集中していた私は隣で何が起きているのか分かるはずもなかった…。
映画が終わり、近くの喫茶店に行くことになった。
風沢を見ると目に涙を浮かべている。
そんな彼女の頭を松栄先輩は優しく撫でていた。
確かに泣ける映画だった。
でも.....なんで頭撫でてるの....?
二人の手を見ると.....恋人つなぎで手を繋いでいた。
そこで私には限界がきていた。
もうここにいるのは辛くなった。
「すいません、ちょっとトイレに行ってきますね。」
そう佐方先輩に告げ、私はトイレに急いで向かった。
そうしないと涙が溢れてしまいそうだったから.....。

