愛敬を好きになったからって伝えるつもりは無かった。 怖かったからではない。あいつを困らせたくなかったし、 一番にあいつが幸せになればそれでいいと思ってた。 だからオレは碧透となるべくいい関係になるようにと勧めていった。 でもやっぱり思うようにはいかない。 「............あっくんの事......好き...」 公園で泣きながら桜恋はオレにそう言ってきた。 ものすごく焦った、桜恋が碧透の事好きになったなら、もう両思いだ、