孤独に輝く華

朝食を食べ終え、あと少しで家を出ようという時


ーピンポーンー


『?誰かしら。』


こんな朝から来る様な常識はずれな訪問者に疑問が浮かんだ。



「僕が出て来るよ。ついでに学校に行くから美華は鞄持っておいで。」



『分かったわ。ありがとう』


水羽は鞄を持って玄関へ向かった。



「はーい。どちら様ですか?」


水羽がドアを開けると、目の前には顔見知りの者たちが集まっている。


「何が『はーい。どちら様ですか?』や!何我が家気分で対応しとんねん。
羨ましっ……じゃなくて図々しい。」



「ええ。光晴さんなんかと同意見なのが些か不満ですがその通りです。」


「ふん、混血の分際で厚かましいとは思わんのか。」


「そうだぞ。結婚前の男女が一夜を共にするなんて……」


水羽の目の前にはよく知った顔ぶれ。後ろには不満そうな顔の華鬼までいた。


「はぁ?別にいいでしょ。だいたい交代で美華の家に泊まってるんだから文句言われる筋合い無いんだけど。ってか、貢の考え古過ぎでしょ。」


「まぁ、確かに交代やけど学校初日に朝から一緒なんて羨ましいやん。
俺かて一緒がよかったわ。」



「光晴さん、本音がだだ漏れですよ。」


「……バカだろ。」