気が付いたら、お母さんが嫌な顔していた。
それは、床に蜂蜜をべっとり付けてしまったからで。
「てへ?」
なんていって、おどけて見せるけれど、時、既に遅し。お母さんは鬼と化していた。
「なんで気をつけようと言う誠心がないの?こっちだって苦労して作ってやってんだから行動で表しなさいよ。大体あんたのその食べっぷり。汚らしい。優雅に食事というものが出来ないのかしら下級生物さん?あなた中野の血を受け継いでいるのよね?そのくらい心得なさいよ。…常識でしょ?…」
あーあ。
また、始まった。
お母さんの、マシンガントーク!