―――――――― ―――――・・・ 「あがり♪」 『う・・』 最後の対戦相手も上がってしまって、あたしの手元だけにカードが残る。 最初から負ける気はしていたけど、まさかあたしが本当に負けるなんて・・・。 「うわ・・初音まじで負けた。」 隣で雅があたしをからかう。 『う・・煩い!!』 今落ち込んでるんだから。