というのも・・・

あたしは昨日の出来事が気になって気になって眠れなかった。・・・つまりさっきのさっきまで起きていた。



『うぅ~・・・』

うなり声を出しながら、のそのそとベッドから降りる。





「初音ー!!」

『わかってるー!!』

もう一度お母さんに叫ばれて、あたしは少し機嫌を悪くしながら返事を返した。




『あ~・・・。瞼は腫れてるけど、隈は出来てないみたい。よかったぁ・・・』

鏡で自分の顔を確認し、ほっと一息。