「まぁいいや・・それよりどうかしたの?誰かに用事?部員なら殆んど帰っちゃったけど・・・。」
こんな奴に付き合っていたら、いつまで鈍感ボケトークをするか分からないので、俺は話を進めた。
っても、もう部員帰ったんだけど。
啓十と直輝も着替えると即どっか行ったし。何してんだあいつ等は・・・。
『えっと・・あっと・・・先輩にですね用事がありましてですね。』
変な喋り方・・・一瞬笑いそうになけど、慌てて抑える。・・・つぅか俺かい。
「・・?俺?」
何の共通点もないんですけど・・・。
「何?」
『えっと・・
ですね・・・・
そのですね・・』
中々いい出さない。

