次の日

また次の日も

部屋にはこなかった厚くん


「こうくんなにしてるかなー。」

「クラス行ってみたら?」

「話すことないもん!!」

苺ちゃんは

普通に言ったけど

私には会うのだけで……

心臓が飛び出る

あの部屋では

普通に話したけど……


「見てくるだけでも、いいんじゃん。」

「うーん…」

「そんなに奏汰厚のことばっか考えて、好きなんだね」

「は?好き?違うよ!」

「誤魔化さない、誤魔化さない!!」

本当に好きじゃないのに。

苺ちゃんはまったく…