君のためなら命令でも・・・

陽悠 SIDE


まじ、あいつ・・・
少しは自覚しろよ。


先輩たらしなんだぞ。


おまえは狙われてるんだよ。


ふぅ・・・


俺は何むきになってるんだ。


なんでそこまでして
あいつの事を考える・・・・


ああ!もう!


むしゃくしゃする。



・・・もうすぐ鐘がなる。


ガララッ


あいつが帰ってきたか。

俺は少し気にしながらチラリと
愛莉好のことを見た。


愛莉好は俺の事を気にしてない様子だった。


俺はそんまま前を向いた。