「先生俺やってもいいです。」



「おぉ!本当か内城。」


へぇ・・・
意外だな・・・

「でも条件があります!」



「なんだ?」



「委員長の命令は絶対なんですよね?」



「おう。そうだぞ!」


「約束ですよ?」


「約束しよう。」


先生はわっはっはと笑いながら
陽悠に話している。


陽悠はちらっと私の方を見ると
ニヤッっと笑った。



なにをやる気だ陽悠・・・



「じゃぁ・・・俺が委員長やるんで愛莉好に副委員長をやらせてください。」



嘘・・・・まさかの私?


「いいぞ!」


ガタンッ


私は急いで立ち上がった。


「ちょっ、待ってください!先生!私一言もやるって言ってません。」



「いいじゃないか三井。それに委員長のご指名だからな。しかたない!」


「そんなぁ・・・・」



「よし!委員長は内城。副委員長は三井で決まり。みんな文句はないな?」



先生の言葉に
みんな大喜びで陽悠と私が
委員長と副委員長をやることに決定した。