「よォ旅人サン。俺らここでパーティやってるんだわ。通りたいなら金目のモン置いてきな」


…カツアゲ、みたいなもんかな


でも、ごめんねー盗賊さん


「すみません何も持ってないです」


「はいそうですか…ってなワケにもいかねぇんだよ、世の中ってのは」


んーまぁ、そんな気はしたよ


さて、どうしましょうか…。出来るだけ、強行突破はしたくな「おーい、あの街から業者呼んできな。この嬢ちゃん売るぞ」…は?


こいつ、今何つった


「今、何て言いました?」


「…あ?お前を売るって「その前!!」…あー、嬢ちゃん?」


ぷちっ


《(あぁ…魔王サマに禁句を…あの盗賊団はもう生きれないでしょうにゃ…)》


ふふふふ…そうかー「嬢ちゃん」ねぇー(黒笑)


僕のどこが、「嬢ちゃん」に見えるんでしょうか?


「…オイ」


「(ビクッ)な、何だよ、やる気か?」


僕を「嬢ちゃん」呼ばわりしたことを、後悔するといい…!


「消し飛べ!」


[ ルカ は “魔王インパクト” を 発動! ]


ちゅどーーーーーん


[ 盗賊団の群れ に 100000000000000000000ダメージ! ]


[ 盗賊団の群れ は 消し飛んだ! ]