眼帯少女と私。 (アナザー)

そしてある日・・・。


今日は、転入生が来るらしい。

そんな噂が流れていた。でもまぁ、こんな時期に転入生とは。

なんてまぁ考えながら、毎日を過ごしていた。

何日か、たってから転入生の子が姿を現した。

中等部1年、葉月詩織ことイニリ。特殊な状態に置かれていた彼女を見かけた学園長が、一時的に保護してくれたらしい。

これは、マイラスに聞いた事だ。

彼女もまた「校長のお気に入りか・・・」

なんて考えていた。

私は、彼女の事をみていた。

周囲にとけこめていなくて、1人だけ変にういていたから。

・・・!?

なかなか、とけこめない彼女に眼帯のシゼリアが話しかけていた。

いつの間に、仲良くなったんだろう?