「お主・・・気が引けて居るぞ。死と直面の対立は初めてかね」

「・・・・・・・・」

・・・・。

「グル、覚悟!」

「!」

ガキイイイイイイイイイン!

「ミチュア!」

「ミチュアちゃん!」

私が行動し始めるとイニリ・マイラス・イズの声が聞こえた。

ギギ・・・ギ・・ギギ

骨と刀が交差する音が小さな部屋に漂う

「お主・・・よく我があの小娘では無いと分かったな」

「うん・・・マイラスがおしえてくれたからさ」

マイラスには感謝しないといけないな。

こうしている間にイズとマイラスは動けないイニリを部屋の死角に移しているところがチラッと見えた。