「ねぇ、夏実来たんだよね?」 何で、夏実のこと聞いちゃうんだろう・・・ 「あぁー。そういえば、母さんが言ってたな。俺、ちょうど病院だったから会ってないけど」 「そっか」 「白石の気持ちはありがたいけど・・・・・・・遥都がさ」 そういえば、 遥都は夏実が好きだったよね・・・ 「遥都も可哀想だよね。夏実に通じないんだもん」 「遥都の気持ちも考えて欲しいんだよ。恨まれるのは俺だし」 「確かに・・・」