「夏実、友達なんですよ」 「友姫ちゃんの?」 「はい。夏実、イツキ君のことが好きみたいで・・・」 夏実、本当に行ってたんだ。 「あ、そうだ。唯月の様子見に来たのよね?案内するわ」 「ありがとうございます」 そうだった・・・ あたし、イツキ君の様子を見にきたんだ。 「じゃあ、ついてきて」 「はい」 イツキ君の部屋は、 2階の一番奥の部屋。 「じゃあ、よろしくね」 「あ、はい」