「あっ唯風、唯風!!」 春菜がどこかを見ながらあたしを呼ぶ。 「どうしたの?」 「あれあれ、あれが雅紀先輩!!」 春菜が見てる方を見てみる。 「どうどうかっこいいでしょ!!」 たしかにね....背も高いしなんかオーラも優しそうな感じ。 「でもさ、雅紀先輩あのルックスでめっちゃ優しいやっぱ人気あるんだよね。」 と言って落ち込む春菜。 今見る限りでも、すれ違う女の子たちがずっと見てるもんね。 でも、あたしは.....