そんなあたしに気がついた先輩は、片方の手を腰に回し、もぅ片方の手であたしの後頭部を押さえて支えてくれた。
段々と深くなる先輩のキスにあたしは溺れていった。
それからしばらく経ってやっと唇を離してくれた。
「そんなに苦しかった?」
あたしが呼吸を整えていると頭の上から余裕そうな先輩の声が。
「だって.....先輩急だったんですもん。」
「ははっ、わりぃわりぃ、つい夢中になちゃって(笑)」
反省してるかんじじゃないような.....
「それより腹減った~」
はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
「さっきまで料理の邪魔してたのは先輩じゃないですか!!」

