日曜日。
どこに出かける気にもなれずにベッドに伏せる。
なんか…
疲れちゃった。
~♪~♪~♪
静かな部屋に着信音が響く。
…誰だろ、こんな休日に。
―ピッ
「もしもし…なぎさです。」
「あっなぎちゃーん?あたし、玲佳よ!
今日ちょっと会えない?」
「ごめんなさい、今外に出る元気が無いです。」
…無理だ。
「じゃあなぎちゃんのお家にお邪魔してもいい?」
「…は、はい。
住所は…○○○○○ー○○ー○ー○○です。」
「わかった!
じゃあ待っててね!」
…このままパジャマでいるわけにもいかなそうだ。
朝ご飯は食べてないけど
重い身体を起こし迎え入れる準備を始めた。
「玲佳先輩、急にどうしたんだろ…?」

