まっすぐなキミにまっすぐな愛を。





一度考えると止まらない。


昔から見てるからわかる。

涼ちゃんは…
多分麻美が好きなんだと思う。



ぐるぐると頭にまわったまま
放課後になり

一方的に2人に気まずいし

先輩の部活を見学していくことにした。



「麻美ー…今日は涼ちゃんと2人で帰って!」



「え…っ、うん。わかった。」



―はぁ…


麻美の態度に心の中でため息をついた。


このまま先輩と付き合ってて…
いいんだよね?


ずっと麻美を傷つけることになる?




付き合い始めた次の日にこんなことを考えなきゃいけないなんて…。