こんな変な集まり、経験したことがあるわけない。
全ては作者のこんな考えからだ。
「んー…彼氏達のノロケやろう。」
だからと言って
主要メンバー以外も…稀衣夜はまだしも福原まで呼ぶ意味がわからない。
福原なんて初めて名前が出たくらいだし…何でだ?
「じゃあ、始めるかー。」
義さんと龍月さんの一声で謎の会が始まる。
ガヤガヤとうるさい9人は長いテーブルの席についた。
「よしっ乾杯するぞ!我らの最愛のレディー達に…
かんぱーい!」
「「かんぱーいっ!」」
…なんなんだ、このノリは…。
この空気についていけてないのまさか俺と弗宇田だけかよ…!
思い思いにテーブルに並べられた料理に手をつけはじめる野郎達。
…この際むさ苦しいのは我慢するとしよう。
まだマシだ。
なんせこの家に集まっている人間はレベルが高すぎるのだから。