まっすぐなキミにまっすぐな愛を。










ケータイを見ると2時30分を回っていた。





麻美達が買ってきたおにぎりを食べた後もずっと黙りこくってみんなただ座っている。






今はもう、皐月のお母さんの実里さんとあたししか起きていない。







先輩もあたしに頭を預けて寝ている。









「…あの、実里さん。あたし起きてるので眠って大丈夫です…。」






起こさないように小声で先輩を挟んで話しかける。







「ううん、心配で眠れそうにないわ…ありがとう。」






「…そうですか。」











また会話が無くなってしまった。








手術、まだ終わらないの?





本当に、皐月…危ないの…?







「…なぎさちゃん。私のことは実里ママって呼んでね。」





「…え?」








な、なに…?







「皐月のお姉さんでしょ…?なら、私の子どもじゃない。じゃないと…皐月にも変に思われちゃう…。」







少し笑って言ったけど、最後はふるえていた。







…実里さんも恐いよね…





自分の息子が死にそうなんだもん。