どれくらいの時間が経ったのかはわからない。 静かにとどまることを知らない涙があたしの頬を濡らして 数分だったのか 何十分、または一時間以上だったのか 何にもわからないけど… あたしの身体はちょっぴり汗臭い温もりに包まれた。 後ろからって、最近よくあるなあ… 「…せ、、ん…」 「…もう、いいから…。」 先輩 先輩… 先輩先輩先輩。 あたしに優しくしないでよ…。 きっとその愛に あたしは甘えてしまうから。