まっすぐなキミにまっすぐな愛を。








いきなり叫んだ学年の王子様。

(んなの笑っちゃうけどね)






みんなハテナたくさんで困惑してます。








…例外見つけた。




ニヤニヤしてたわ、田辺皐月。






そんなのお構いなしの涼雅くんは、続けて叫びました。






「なぎさ。
本当に悪かった!

許してくれなんて言えねーけど…


やっぱり許せ!」






はぁぁあ゛ぁ!?





まっすぐにあたしの方を見て言ったと思ったらお前なんだよそれ!



俺様なわけ!?






「それから田辺と弗宇田…


…てめーら2人に何にもしてねーだろうな…。




あと…麻美………」






…お?




息詰まったよ。あの人。






麻美は麻美で涼ちゃん見てないし。





涼ちゃんはガシガシと頭をかいてブレザーのすそを引っ張った。







「俺とぉぉお゛ー!!



結婚してくれ!!」