「…好きだ。」 風に踊ってる砂埃が微かに舞うグラウンド。 その隅で、告白されました。 辻 なぎさ 15歳。 高校に入ってから うー…んと、えと 9回目…?に告白してくれたのは 学校で一番目立つ先輩。 野球部エースの 立石 要先輩でした。