優芽と英は毎日が楽しくて全てが順調だった。

だけど将来を考えたことはなくて………。

ある日、英が優芽に言った。

「俺、優芽が大好き。」

「いきなり?知ってるよ(笑)」

「ずっと隣にいてほしい」

「いきなり改まってどした?」

優芽は恥ずかしくて英の言葉を受け流していた。

「今までこういうこと話してなかったよな。」

「うん?」

英がいきなり顔を赤らめて深呼吸を始めた。

優芽はそんな英をジッと見つめていた。