ここはどこなのだろう…

すごく暖かくて優しくて。
だけど優芽は独りぼっちで


遠くに川がある!

………人がいる…?

「……お…とう………さ…ん?」

「優芽なのか?」

「お父さんなの?」

「優芽!!!!」

「お父さ「優芽!」

「……結愛。」

「優芽なんかいなくていい」

やめてそんなこと言わないで

「優芽はいらない仔」

違う。そんなことない。

「優芽はみんなを不幸にする」

「言わないで!!!!」

優芽の下に暗い、深い穴ができた。

「優芽…。ごめんな…」

「やだ…やだよ。お父さん!やっと会えたんだよ?そばにいてよ!おねがい……お父さん!!」