文系タイガー&不良オーガ

何か、嫌だ。
前の時みたいだ、提督が俺を庇って警察に捕まった時、何もできなかったあの日の自分。
また、自分のせいで他人を不幸にするのか?

――なあ文系タイガー、相棒よう。

……真冬の夢だろうか、目の前に現れた、黒い虎が俺に話しかける。

――いいじゃねえか、どうせ先輩はお前なんか、アウト・オブ・眼中だぜ?