文系タイガー&不良オーガ

鬼丸先輩から残ったコーラを押し付けられ、先輩は猛スピードで部室から出て行った。
とりあえず、間接キスになるのは「仕方がないので」、コーラを味わって飲んでから部室を出て、自分の教室に向かう。

「ん……」

久しぶりに誰かと食べたが、会話はあまりなかったものの楽しかった。
家族とはまず顔を合わすことが少ないし、昼に一緒に食べるほど、仲がいい友人はこの学校にいない。

また明日も、俺は鬼丸先輩と昼食を食べたいと思いながら、五時間目の準備をし始めた。