文系タイガー&不良オーガ

そう、俺には関係ないさ。
ここで助けても、学校で鬼丸先輩が助けてくれるわけじゃない。
この本屋でお礼を言われてはい、おしまい!
俺はハイリスクノーリタン、あるいはハイリスクスモールリターンなことは一番嫌いなんだ。

「ほら、行こうよ」

一人の先輩言う言葉が、俺にも囁かれた感じがした。
そうだね、行こうか。

「そうそう、素直に行けばいいんだって!」

そう、素直に行くんだよ、俺。

「なにしてんの、ホラ!」

「痛っ……!」

そう、早く――