文系タイガー&不良オーガ

四組まで行くと、そこに鬼丸先輩がいた。
隣には、先輩よりは背は低いが160しかない俺より少し高い――170くらいだろうか――女子生徒がいる。

「来たか、日向野」
「約束はきちんと覚える質なんで」

鬼丸先輩は苦笑いしながら、俺の頭を撫でる。
もう幸せ。

「この子が、ヒュガノ?」
「ひゅうがのね。ヒュガノってなんかドラクエの登場人物みたいじゃない……」